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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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S2000で富士をスポーツ走行すると、リヤブレーキ温度は瞬間的には900度を超えることも珍しくありません。リヤ温度が高い=性能が低いわけではなく、ちゃんと仕事をするブレーキシステムだからこそパワーを熱に交換=制動できている、とも言えます。でも、高過ぎるブレーキローター温度はブレーキキャリパーの開き・ローター割れや振動の他、様々なトラブルの主原因になるので対策した方が安心です。
そう考えていたら、dba社製ブレーキローターを紹介してもらいました。レーシングローター用に開発した素材 XG150 が持つ高い熱伝導性によりブレーキ放熱性がよくなり、フェードや振動のリスクが減ってブレーキフィールがよくなります。AP RACINGブレーキキットを装着した時ほどのブレーキタッチは感じられないと思いますが、前後バランスを調整するためワンランク効きをアップしたリヤパッドがさらに仕事をしてくれるでしょう。
■dba 4000 T3 slot design 価格調整中
* AP RACINGブレーキキット装着車でスポーツ走行しているユーザーさんに特にお薦めします。 * dba社製ローターは、TRD サーキットブレーキキット(86用)にも採用されています。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2666
2008年7月富士テスト
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明日から開催する2014年春のGENROMフェアに向けて、
気になるポイントをひとつひとつ丁寧に解消しながら仕様変更を繰り返し、イベント前日に完成しました。
<116-GENROM-ASM-SPL04>
【改善点】
○ 低中回転域のトルク感が相変わらずあり乗りやすく速い。 ○ 5速6速1,500rpm緩やかな上り坂でも加速する。 ○ 2,500rpm〜3,500rpmで発生していたノッキングは解消した。
【要望事項】
× 1,700rpm付近5-6速50〜60q/h、平坦な道でノッキングが発生。
この04データでほぼ完成しています。それでもあえて要望事項をリクエストしました。純正はもちろんGENROM STD.データと比較しても低回転域のトルク感が増したから、S2000では使い物にならないと思っていた2,000rpm以下でもシフトダウン不要で、オーナーさんもきっと多用するから対策したい気持ちになりました。
これらのリクエストを反映した05データが昨日届いたので早速最後の確認作業です。昨日の夜は改善が見られませんでしたが、予想通り今朝は学習が進んで解消を確認しました。排気音・駆動系ノイズが低いとは言え雨音で聞き逃した可能性もあるから、今夜と明日朝の走行で最終判断をしますが、これで決まりでしょう。
駆動系リフレッシュ+チューニングにより静かな車内、低回転域の静かさと高回転域の音を両立した排気管、どこまでもフラットで体に優しく走り続けるSREダンパーとRECAROとボディワーク、これらと同じくASMの名前を打刻するのに相応しい製品が完成しました。
■G.T WORKS GENROM ASM SPL.データ(AP2) 102,600円<税抜価格 95,000円/税額 7,600円> ■G.T WORKS GENROM ASM SPL.データ(AP1) 108,000円<税抜価格 100,000円/税額 8,000円>
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2646
流体
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ホンダ純正パーツを使ってソフトトップ交換しました。生産中止して時間が経過し、輸入すれば社外品も存在しますが、残念ながらフィッティングは純正に遠く及びません。色・デザイン・予算で使い分ければいいので『どちらが正解』ではなく、ASMでは純正張り替えを推奨します。無限ロールバーと同じです。
■ホンダ純正 ソフトトップ張り替え 212,074円 <工賃込み>
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2645
交換したのはオイルです。
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ASMには、筑波で1分を切った2台のタイムアタックマシンが存在します。1台はREVSPEED筑波スーパーバトル2013で史上初のNAラジアル1分切りを記録した1号車、これは今も様々な製品開発にも使っている車両です。もう1台は、REVSPEED筑波スーパーバトル2003で史上初のNA 1分切り59秒954を達成して、突然世界中にASMの名前が広がるきっかけになった2号車(通称:ASM筑波スペシャル)でした。
ASM筑波スペシャルに搭載していたエンジンは1号車に搭載し、装着していたSREダンパーは仕様変更して松島さんのS2000に装着し、HEWLAND SGT・RECARO SP-A・ヘッドライトレスカバー・DREXLER LSDなど様々なパーツも1号車に引き継いで、抜け殻になった2号車は倉庫の一角で埃にまみれて置いてあります。
2003年当時、お客様からも雑誌社からも「1分切りおめでとう!次は58秒台ですね」と言われ、1秒の壁の高さを理解せず、TODA TACING 2.4Lドライサンプエンジン・SREダンパーキット・I.S.Design カーボンエアロパーツを投入してパワー・トラクション・エアロダイナミクスに磨きをかけた筑波スーパーバトル2004は59秒283で2連覇し、翌月には58秒877を雑誌取材の中で記録しています。
2005年はさらにワイド化して58秒063で3連覇、2006年はタイムアタック前日の筑波テストでのエンジンブローを乗り越えて57秒398に到達して4連覇、その後雑誌取材の鈴鹿テスト時に最初で最後のクラッシュを経験しつつ2008年まで無敵のNAチューニングカーとして6連覇して、その役割を終えました。2006年に記録した57秒398は筑波スーパーバトルNAチューニングカーコースレコードで、未だに破られていません。
2003年に1分切りした後、2004〜2005年はデードリーム渡辺さん、2006年〜2008年はサクシードスポーツ市川さんをチーフエンジニアに迎えてセッティングと車両メンテナンスを全部任せ、ASMはチームマネジメントと必要なパーツ製作だけを担っていました。2009年からは1号車に車両を変更し、全く別々にASMで働き始めた坂上さん・松島さん・丸田くんがエンジニアリング〜メンテナンスまで全て行い、知り合った人達の協力を得ながら目標タイムに到達しました。
もう2号車がサーキットを走ることはありません。でも、特に2010年以降ASMに来てくれるようになったお客様達には、タイムアタックするASM筑波スペシャルの姿を見せたい気持ちがいっぱいありました。今年は2号車の空力パーツを全て1号車に装着して、ASM筑波スペシャル2014を復活させます。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2641
2008年晩秋の岡山合宿、最高のテストができました
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先週末も色々なお客様に試乗してもらった松島さんのS2000には、GENROM ASM SPL.データ03が装着されています。変化する交通条件の中で日々確認走行をした結果をまとめ、源さんに報告しました。
<116-GENROM-ASM-SPL03>
【改善点】
○ ASM-SPL02と比べて、下のトルク感は少なくなったが乗りやすくなった。 ○ ASM-SPL02と比べて、VTECの変化がわかりやすくサイレンサー2の音質も向上した。
【要望事項】
× 2,500rpm〜3,500rpmノッキング対策
平坦走行時(ゆっくり加速時)でも下り坂のアクセルON時でもノッキングが発生する。負荷がかからない状況でも起こっているので対策が必要。やや上り坂(負荷がかかる状況)では遅角と燃料が合っており、ノッキングが小さく少ない。5,000rpm位で大きなノッキングが一度あったが、学習したためかその後発生していない。
このASM-SPL03を改良したASM-SPL04が今日届いたので、早速装着しました。篭り音がない排気管だからこそ、駆動系の各所にWPC/DLC処理をしてノイズが少ないからこそ、小さなノッキング音でも聞こえて改良でき、毎回変更する度にほぼ狙い通りの方向に変化しています。乗ったお客様はトルク感の違いに驚いています。今まではG.T WORKS製品を売ってきましたが、ASMと言う名前を追加する以上買い替えてもらう意味と魅力がないといけません。
今回の変更点は1点のみ、いよいよ完成の目処が立ちました。
■G.T WORKS GENROM ASM SPL.データ(AP2) 102,600円<税抜価格 95,000円/税額 7,600円> ■G.T WORKS GENROM ASM SPL.データ(AP1) 108,000円<税抜価格 100,000円/税額 8,000円>
* AP1はフラッシュROM装着車限定です。 * 作業工賃別途5,400円かかります。 * 横浜のASMで開催するGENROMフェア時のみ購入可能です。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2638
AP1/AP2同時発表の落とし穴
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九州のSA東福岡イベントで入れたGENROM ASM SPL.データ(AP1)の仕様変更バージョンのテストを開始しました。今回の仕様変更で、気になっていた問題点はほぼ解消しています。とても印象的なのは街乗り領域でのトルク感です。ノッキングに関しても純正ECUでさえ特定回転域/ギヤを組み合わせると発生していましたが消えました。相当無理にノッキングさせようとしない限り起こりません。点火時期の最適化と燃料増量により、ローカム側は過去最高の完成度だと思いました。
<データ:116-GENROM-ASM-SPL02>
【変更点】 ・基本点火時期をノッキング発生領域で約1度遅角。 ・燃料の基本噴射時間を増やしていた部分を約50%減。
○ ASM-SPL01はもちろん純正ECUと比較してもノッキング減少。 ○ 5速・3,000rpm・70km/hでも加速感が高く、進角していないメリットを感じる。 ○ 3,000rpm付近のトルク感が増して、街乗りのしやすさは今までで最高の状態になった。
ただし、STD.データからASM SPL.データへの変更に伴って懸念していた症状が顕在化しています。ハイカム領域のアクセルレスポンスの悪化と音質が低く湿った方向に変化しました。ASM-SPL01の方が良かったから、2つの中間狙いのデータを作って比較テストを行い、最終仕様を決定します。
× 4,000〜4,500rpmの燃料を薄く/点火時期を進角してはどうか? × ASM-SPL02のハイカム側は、燃料が濃く/遅角し過ぎている印象がある。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2624
AP1/AP2同時発表の落とし穴
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岡山KINGが横浜に到着しました。
一緒に夕食したかったのですが、昨日はASMスタッフ達と関内弁天町のお店に行く先約があったため、関内常磐町にある炭火焼き創作和食料理屋さんを紹介して、最高最良のハンバーグを味わってもらい、その後関内太田町で合流して作業メニューの打ち合わせをしました。予定外のGENROM ASM SPL.データが追加になったので幌張替えは中止し、フロントスプリング上下にHYPERCOパーチェを使用する「フルスペック+」に変更です。
【岡山KING 2014年春のメニュー】
・前後サスペンションアーム、エンジン、ミッション、デフマウント一式交換 289,055円 * 取付工賃込み ・ASM SREダンパーキット3WAYふつうスペック ⇒ フルスペック+ 470,610円 * 取付工賃アライメント込み ・G.T WORKS GENROM ASM SPL.データ 108,000円 * 2014年4月施工予定 ・リヤウィング塗装、ステンレス溶接網手直し ・早野ぴっかり工房クオーツコーティング
昨日の夜遅く、クイーンエリザベス号は横浜港大さん橋から神戸港に向けて出航しました。
次は3月末の完成納車、その次は4月のGENROMフェアで会いましょう。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2623
遠く離れた高知から、帰りはクルーズで
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