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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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ASM S2000タイムアタック号のパワステシステム回路は、ホンダ純正ABSセンサーを残しつつもう1つABSセンサーを追加して、そのアナログ信号をAC/DC変換ユニットにより疑似デジタル信号化してパワステコンピューターに入力していますが、シェイクダウンでは作動しませんでした。変換ユニットに不具合が出てパワステコンピューターが破損したかアース配線漏れを疑いましたが、ABSセンサーに汚れが付着して車速パルスを出力できなかったことが原因でした。
またこのシステム回路の場合、回転信号だから一定速度が出ないと車速パルスが発生しないため、パワステコンピューターの電源を入れるためには走行しないといけないことが、セットアップ時に事前点検できなかった理由です。そこでセンサー位置を前ハブから後ハブに移設し、ジャッキアップした状態でも車速パルスを発生するように改善しています。
2017年は上記システム回路を残しつつ、新たに電源ONすると常に車速パルスを発生する新規部品を製作して、イグニッションONするとパワステが効くようにします。追加ABSセンサー→AC/DC変換ユニット→パワステコンピューターではなく、新規部品から直接パワステコンピューターに信号が送られてシンプルになるし、エンジン始動しただけでパワステ動作確認できるので理想的かもしれません。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3448
11月富士テストに向けて
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