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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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昨夜遅く、ASM Blog記事を読んだ戸田レーシング島田さんから、『ロガーデータと壊れた電動W/Pを合わせ見ると、シェイクダウンで発生した電動W/Pトラブルの原因が、振動だけとは思えない』と指摘がありました。シェイクダウン(写真上)とASM Blog画像(昨日の記事)を見て過去経験したトラブル事例を思い出し、2回発生した電動W/Pトラブルの原因は異なると言う見解です。
<シェイクダウン時の状況>
(1) 走行開始後3ラップ目で水温急上昇。 (2) PIT-INして点検すると、電動W/Pのヒューズ(10A)が飛んでいた。 (3) DAVIES CRAIG LCD EWP & FAN Controller(30A)制御に切り替えてテスト継続。 (4) 18ラップ目で水温急上昇。 (5) PIT-INして点検すると、電動W/Pのプロペラとハウジングが干渉して停止していた。
周回できたから(3)は大丈夫、(4)(5)はリジットマウントに因る振動で発生したと推測されるので、設計変更した軸受け部品と電動W/P固定方法の変更で対策できると考えています。今回話題になったのは最初の(1)(2)、ヒューズが飛んで電動W/Pが停止して水温が急上昇した理由で、もし仮説通りなら全て納得できます。シェイクダウンでオーバーヒートが発生した本当の原因は、これかも知れません。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3438
岡山合宿〜恒例の2日間走りっ放しテスト編〜
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